【夢の内容】
私はヘリコプターに乗って海の上にいます。
そして、黒くて大きな土鍋(縄文土器のような感じ)を、何かから守るために海に投げ入れました。
その鍋は私にとってとても大切なもののようでした。
空から見ていると海の深さはいったいどのくらい深いのか全くわかりません。
でも私はヘリコプターから海に向かって飛び込みました。
どこまでも青い海を潜って、海底までたどりつくと黒いものを見つけました。「あった!」とつかんで引き上げましたが、海の上で見たそれは鍋ではなく黒いコップでした。
「おかしいな。お鍋はどこに行ったんだろう?」
海岸に上陸すると、そこで村人が集まっていました。
その中に私の探していた鍋が置いてあり、その鍋を使って知らない女性がご飯を炊いていました。
「これ、私の鍋なの。終わってからでいいから返してもらえるかな?」
と言って、お互いの電話番号を交換しました。
海水で濡れてしまったのでシャワーを浴びようと実家に帰ると、なぜか和室の神棚の下にシャワーがついています。
親戚の子どもたちがその周りで遊んでいて「恥ずかしいな」とちょっと思いますが、私は裸になってシャワーを浴び髪を洗いました。
それからセーターを洗濯しようと思い洗剤を探していました。
【夢のキーワードとメッセージ】
海は「感情の源」をあらわします。
けれど「感情の源」と言われてもピンとこないかもしれませんね。
私たちの本質は感情ではありません。心の真ん中に大切な「思い」「モノ」があって、それを守ろうとしたり大切にしようとする力が「感情」を引き起こします。
つまり感情の源に飛び込むというのは、本当の自分自身に飛び込むということ。
あるがままの自分。
大人なんだからこうすべきだとか、母親なんだからこうあるべきなんだろうとか。
そういった理屈や常識などを全部取り払ってしまった時に、中心に残っている裸の自分自身です。
そんなあるがままの自分を認め、受け入れて許すこと。
心の奥底から湧き出る、美しい泉のような純粋な思いを表現することを自分に許すこと。
本当の自分自身とつながることは、自分以外の何者からエネルギーをもらったり奪ったりすることなく、自分の中心と宇宙ダイレクトにつながることなんです。
人からどう思われるだろうとか、恥ずかしいことなんじゃないかとか、他者からの視線を氣にすることで自分自身の人生を生きることができなくなってしまうのはエネルギーを浪費していきます。
「私がそうできないのは『誰か』『社会』のせいだ」といつまでも被害者意識を持って足踏みをしているのは苦しいことですよね。
「そういう思考のスパイラルに陥る悪習慣はやめちゃいなよ!」
「もう、そういう時代でしょ?!」
海に飛び込むことは、そんなメッセージになります。
それらを踏まえてこの夢からのメッセージをよみとくと
『魂の覚醒の時が来ました。あなたはそのためにこれまでの概念を解放し、これからの人生において作り上げようとする大いなる目標と共に感情の源に飛び込もうとしています。
そうすることで、心の中心。魂の本質をつかむことができるでしょう。
あなたは無意識(自分につながる宇宙)の中から巨大なエネルギーを引き出すことを知っています。
他人によって自分の人生が左右されているのではなく、これからは自分自信が人生を作り上げ、自らの足で歩くのだと宣言しました。
誰かの人生の被害者であるという不要な意識はもう必要ありません。
内在する神(魂の声)に委ね、自分を飾るのをやめ包み隠さずさらけ出すことで、そういった不要な感情を浄化することができるでしょう。』