誰かを思って流す涙は

宇宙船地球号で世界を遊び尽くす、愛ある皆様へ。

 

 

生きていればいろいろなことがありますが

 

誰もがみな生まれた瞬間から、死へと向かって一歩一歩歩んでいます。

 

その時がいつ来るのかはわかりません。

 

先日ふと、もしわたしがこの地上でのお役目を終えたとき

 

わたしはどうするだろう?と考えていました。

 

 

身体から抜け出した魂は、大好きな人の元へ行くでしょう

 

「ありがとう」

 

と、ただそれだけを伝えるために。

 

そっと身体を抱きしめたら

 

その人の目からは涙がこぼれるかもしれないなぁ・・・。

 

わたしの「ありがとう」の想いが甘い甘い蜜のようになって

 

いつしかその人の心の傷を 癒していくといいのだけれど。

 

 

そう思った時に氣がついたんです。

 

誰かを思って涙を流すときは

 

「その誰かを思って悲しんだり恋しくて泣いている」と

 

わたしたちは思っているけれど

 

本当は・・・

 

その誰かの魂が、わたしたちへ向かって

 

「ありがとう」って抱きしめてくれているのを

 

感じている時なのかもしれません。

 

 

 

もっと一緒にいたかった

 

もっと笑いあいたかった

 

どうして どうして

 

 

悲しみでいっぱいのときは

 

「ありがとう。愛してる」

 

その声が聞こえないだけで

 

大好きな誰かは、ありったけの愛をこめて

 

わたしたちを抱きしめているのかもしれません。

 

 

だってもし、そこにいるあなたがいつか

 

わたしを思って一筋の涙を流してくれることがあったとしたら

 

そのときは間違いなく

 

わたしはあなたへ「ありがとう。愛しています」と

 

思い続けていることでしょうから。